シンボルツリーにオススメの樹木
シンボルツリーって何?
「シンボルツリー」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
シンボルツリーとはその名の通り、その住宅や家族を象徴する背の高い樹木のことを表す言葉。
新築や改築祝い、新しい家族の誕生などの記念樹として植えられる場合もあり、家族とともに時を過ごして成長していくため、家族の絆を表すシンボルだとも言えそうです。
シンボルツリーは目立つからこそ、選んだ木によって家の雰囲気を大きく変えてしまうものでもあります。
ところが、鉢植えの観葉植物と違って、樹木は頻繁に植え替えられるものではありません。
そのため、最初の選び方がとても重要です。
これから選ぶという方は、シンボルツリーとして人気がある樹木を確認して、なぜ人気なのかをチェックしてみましょう。
●ソヨゴ
葉が風に吹かれると、独特の音がする常緑樹。小さくて白い花が6月ごろに咲き、秋になると赤い実をつけます。生長が遅いためお手入れがしやすく、耐陰性・耐寒性に優れています。
●イロハモミジ
日本で最もポピュラーな紅葉樹のひとつで、11〜12月頃に手のひら状の葉っぱが赤く染まって散っていきます。季節によって変化が楽しめるほか、日本の気候風土に適した庭木で管理も楽なため、シンボルツリーとして人気です。
●オリーブ
地中海沿岸地方でよく栽培されている樹木。食材としてよく知られている通り、10~11月につける果実は収穫して食べることができます。丈夫で耐寒性も強く、やせ地や荒地でも丈夫に育ちます。
●ヤマボウシ
白い花が6月ごろに咲いて9~10月に赤い実をつける、四季のうつろいが楽しめる樹木。日本の気候風土に合っているため、メンテナンスの手間をあまりかけずに育てられます。
長く一緒に過ごしていく樹木だからこそ、メンテナンスのしやすさや丈夫さなどは重要なポイントです。
子どもの誕生のお祝いに植えたシンボルツリーなどは、子どもの成長とともに大きくなっていくため、思い入れもひとしおに。
家とのデザインバランスはもちろん、育てやすさや気候風土などをしっかりチェックしながら、自宅にピッタリの1本を選びたいですね。
ライトアップで夜もオシャレに
シンボルツリーは、ライトアップすることで夜の外観がグッとオシャレに。
光と影のコントラストが美しく、幻想的な雰囲気を演出することができますよ。
ライティグンの方法も
●下から樹木を照らすアップライティング
●建物に樹木の影を写すシャドーライティング
●シンボルツリーの形を浮き上がらせるシルエットライティング
●複数のライトで明るく照らすクロスライティング
など様々。
シンボルツリーの種類と家の雰囲気に応じて選ぶと良いでしょう。
シンボルツリーを植える際は
あらかじめ建築会社に相談を
シンボルツリーを植える際は、成長した姿を事前に想定して、家の高さとのバランスを考えるのがポイント。
また、樹木によっては西日が苦手だったり、朝日を好むものなど特徴が異なります。
そのため、玄関の方位によって樹木の種類を選ぶことも大切。
見た目だけで選ぶと失敗する可能性もあるため、あらかじめ建築会社や樹木の販売会社に相談しながら選ぶようにすると良いでしょう。
建築時にシンボルツリーを植えたいという方は、お気軽にイーカムまでご相談ください。