大掃除は段階をふんで行うのがポイント
一気に掃除しようとしていませんか?
そろそろ大掃除の季節。
掃除が苦手な人は「今年もこの季節がやってきた…」とウンザリしているかもしれません。
特に戸建住宅は掃除する場所も多く、「あそこも、ここもやらなきゃ」と掃除すべき箇所を考えるだけで疲れてしまいそうです。
でも、家の寿命を延ばすためにも、掃除はとても大切。
日頃落としきれない汚れを、この時期に一気に落としてしまいたいところですよね。
とは言え、できるだけ負担なく行いたいところ。
そこで今年はぜひ、“一気にやろう”とせず“段階を踏んで行う”を実践してみてください。
ポイント1)大掃除するべき場所を分けて、複数日で掃除を行う
一日ですべての部屋を掃除しようとすると、体力的にも負担が大きいうえ、予想外に汚れが落ちなかった時に焦ってしまい、結局どの部屋も中途半端な掃除で終わってしまうということも。
そのため、あらかじめ「この日はリビング」「この日はキッチン」と決め、1日ずつ余裕を持って掃除しましょう。
大掃除だからと年内に終わらせずに、少し年始にこぼれてもいいや、くらいのおおらかな気持ちで計画を立ててみると良いでしょう。
ポイント2)ゴミ回収日もチェックして計画を立てる
大掃除の際は、ため込んでいた賞味期限切れのものを捨てたりとゴミがたくさん出るもの。
そのため、ゴミが多く出そうな場所を掃除する日は、ゴミ出しの日に合わせるとベター。
自治体によっては年末年始のゴミ収集は予定が変わる場合もあるので、あらかじめ確認しておきましょう。
大型ゴミが出そうなときは、その回収方法も事前に確認を。
ポイント3)上から下へ、奥から手前へ
掃除の順番は基本的に上から下へ、奥から手前へ、を心がけましょう。
どこから掃除すればいいか迷ってしまう…という時は、上の部屋から下へ、奥の部屋から玄関の方への順番での計画を基本に、ゴミ出し日などの都合で調整すると良いでしょう
計画を立てる時は、家族全員揃って役割分担を決めながら行うと良いでしょう。
あらかじめ分担を決めておけば、掃除当日にスムーズに動けるうえ、それぞれの作業も把握できます。
事前に掃除道具の準備もお忘れなく。
掃除の内容を細かく分けるのも方法のひとつ
段階を踏みながら掃除を行う際、部屋ごとなどに計画を立てると効率的ですが、掃除する部屋が大きく「1日では大変かも…」という場合もありますよね。
そんな時は
●散らかったものを整理して、捨てるべきものを捨てる
●天井やライトの汚れを落とし切る
●床の掃除を隅々まで行う
など、1部屋でも段階を踏んで行っても良いでしょう。
少しずつキレイになっていくとやりがいも出ますよ。
大掃除が終わった後は
キレイな状態をなるべくキープ
大掃除を終えてピカピカになった部屋は、とても気持ちいいものですよね。
でも、大掃除が終わると来年末まで安心、と油断してしまいがち。
汚れは蓄積すると取り除きづらくなるため、できれば汚れが溜まる前にこまめに掃除する方がオススメです。
汚れがついたらその都度サッと拭く、月に1回くらいの頻度で普段掃除しない隅々を掃除する、など習慣化すると良いでしょう。
年末の掃除の計画を立てるとともに、年間の掃除計画も合わせて立ててみると良いかもしれませんね。