LIFE PICK UP住宅購⼊コラム
2020.02.28

IHは使いにくい、というのは大きな勘違い!

鍋が触れない、料理がうまくできない…
その原因は、ガスコンロの時と同じ感覚でやろうとしているから!

太陽光発電や蓄電池が注目されるようになり、同時に増えているのがオール電化です。
お風呂やコンロもすべて電気でまかなうため“火を使わずに安全”と、小さな子どもや年配の方がいるご家庭からは好評を得ているようです。しかし!

IHコンロは使いにくい、と思っていませんか?

確かに、ガスの炎と違って目で確認できず、キッチンも暑くならないのでイマイチ“調理している”感がないかもしれません。
でも、それはガスコンロの時と同じ感覚でやろうとするから。
ガスとは性質が違うため、同じように使っていては“使いにくい”のは当たり前です。

IHコンロはIHコンロならではの使い方が必要なんです。
特に、鍋振りは絶対に厳禁。IHコンロは接している部分に熱が伝わるため、離すと加熱がオフになってしまいます。そのせいで、うまく火が通らず失敗、なんてことも…。
でも、それは裏を返せば、とても安心ということ。火が燃えうつったりする心配もなく、キッチンも暑くならずに快適に調理ができます。
天板の上に食材をこぼしても、焦げたり燃えたりする心配もありません。
鍋を振らずに、じっくり調理すればIHコンロでもしっかり火が通った美味しい料理が完成しますよ。

土鍋や陶磁器、耐熱ガラスは使えないので要注意

IHコンロは磁力線の働きで、鍋そのものを発熱させる仕組みのもののため、使える調理器具に制限があります。
卓上IHコンロなども販売されていますが、一般的な土鍋はIH使用は不可。きちんとIH対応の鍋を購入するようにしましょう。

また、IHは設置している部分が発熱するため、鍋やフライパンの底が丸く接地面が少ないものは熱効率が悪くなってしまいます。
そんな失敗をしないためにも、新しくIH用の調理器具を購入する際は(財)製品安全協会が認定した証である「SGマーク」がついているものを購入すると安心です。

実は火力はガスよりも強い!
火加減ラクラク、保温機能なども使えば手軽に料理上手になれちゃう!?

よくある「IHは火力が弱い」という勘違いですが、実はガスよりもIHの方が熱効率が良く、火力が高いんです。
でも、IHは目盛りで火加減を調整できるので、「うっかり火を強くしすぎた」などの失敗がありません!
しかも、ガスにはできない保温機能が超便利。
ガスでもトロ火でじっくり煮込むことは可能ですが、目を離すと水分が飛びすぎてコゲつくこともありますよね。でも、IHの保温ならセンサーの働きで80℃に保ってくれるので、焦付きの心配なく、暖かい状態をキープできます。
種類によってはタイマー機能もあり、「弱火で20分煮る」なども設定すれば後は他のことをしていてOK。
火加減での失敗を格段に減らせるので、料理の腕もググッとアップしちゃうかも♪

営業部より
建築前の物件であればコンロをIHに変更することは可能です(費用はお見積もりとなります)。完成後の物件でも可能ですがIH本体以外に工事費がかかります。詳細につきましては当社営業までお問い合わせ下さい。

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