LIFE PICK UP住宅購⼊コラム
2022.09.29

戸建に使いたい木材はどれ!?

木目を活かしたナチュラルな家にしたいけれど…

これから理想のマイホームを建てる時、木目を活かした、あたたかみのあるナチュラルテイストの家を建てたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
でも、その際にしっかりと選びたいのが、ベースとなる木材。
樹種によってそれぞれ特徴が異なるため、どんな木材を選べばより理想の家に近づくのか、あらかじめ各木材の特徴を知っておくと良いでしょう。

●ヒノキ
高価で、良い木材としてよく知られています。
独特の香りは、ヒノキに含まれるヒノキチオールという成分によるもので、菌や虫などを寄せ付けない働きが。
高耐久性、防虫効果、抗菌作用、調湿・断熱作用、芳香性など、様々な機能を備えています。

●スギ
私たち日本人にとってなじみ深い樹種のひとつですが、その木材の品質はピンキリ。
最高品質の国産スギがある一方で、一般的には安い外材が多く使われています。
ヒノキに比べてリーズナブルで手に入りやすいという印象をお持ちの方も多いでしょう。
材質が柔らかいので、シロアリ対策は必須です。

●ヒバ
別名「アスナロ」で、建築木材としてはヒノキにも負けない優良材と言われています。
ヒバにもヒノキチオールが多く含まれているため、香り、抗菌、耐久性の3点がとても優れているのもポイント。
しかし、芳香性が強いため、機密性の高い家では香りが気になってしまうという場合も。
使用を検討する際は、事前にどんな香りなのか確認しておきたいですね。

●ケヤキ
スギやヒバに比べて硬いという特徴があるので耐朽性はとても高いものの、その反面、加工がしづらいというデメリットも。
とは言え、広葉樹のなかでは最良の材質とも言われるほど仕上がりが美しく、敢えてケヤキを選ぶ方もいるほどです。

●クリ
秋の味覚として知られるクリの木も木材として使われているのをご存知ですか。
タンニンを含んでいるため、害虫にも強いと言われています。
比較的硬質な材質ですが、乾燥の弱く割れやすいというデメリットもあります。

この他にもサクラやブナ、ナラなど様々な木材が建築に使われています。
それぞれ、見た目はもちろん、香りや雰囲気などもまったく異なるため、可能であれば木材のサンプルを実際に触り、ニオイをかいでみて決めると良いでしょう。

無垢材を使う場合、手入れしすぎは厳禁

接着剤などを使わず、一本の丸太から削り出した木材を“無垢材”と言います。
ペンキ塗装などに覆われていないため、空気中の水分を吸い込んだり放出したり、まるで“呼吸”しているかのように変化するのが、大きな特徴のひとつ。
長く大切に使いたいため、つい一生懸命メンテナンスしたくなりますが、無垢材は

・サッと掃除機をかけるだけでOK
・掃除にはドライタイプのシートを使用
・ゴシゴシとこすらない

といった程度のお手入れでOK。簡単なお手入れで済むのも、無垢材の魅力です。

木材を選ぶ時は、
実際に見て確認を

木材にいろいろな種類があるということは知っていても、実際にどれを選べばいいのかは悩んでしまいますよね。
特に、小さな角材で確認した時とお部屋のフローリング全面に使われている時では、まったく印象が異なります。
できることなら、希望の樹種を使ったモデルハウスや実際のご家庭を見学させてもらう方が良いでしょう。

イーカムでは、自由設計のセミオーダー住宅をはじめ、分譲住宅など数多くの施工実績があります。
ご希望があれば実際に見学することもできますので、お気軽にお問い合わせください。
実際に見てみることで、理想の住まいへのイメージがより固まってきますよ。

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