近年ではスマートホームやIoT住宅が話題になっていますが、中でも「IoT宅配ボックス」は不在時でも荷物を受け取れるとして注目を集めています。
IoT宅配ボックスとは、スマートフォンとの通信機能が搭載されたIoT宅配ボックスのことです。

IoT宅配ボックスを導入することで、4つメリットを得られるでしょう。
今回は、IoT宅配ボックスのメリットをご紹介します。

●不在の場合でも荷物を受け取れる
IoT宅配ボックスがあれば、自宅にいないときでも荷物を受け取れるようになります。
通常のポストは、郵便物や書類を受け取るための物なので、宅配物を受け取ることはできません。

一方で、IoT宅配ボックスなら大きな荷物を受け取れるようになります。
さらに、従来の宅配ボックスでは不可能だった複数の荷物を受け取ることもできます。
捺印や署名は不要で、デジタルで投函証明できるので簡単です。

●表札やインターホンの機能がひとつになっている
IoT宅配ボックスは、表札やインターホンの機能も備わっています。
ポストに名前を記載できるので、訪問客や配達スタッフが間違えることが少なくなるでしょう。
ポストにはカメラが搭載されているため、荷物を受け取る際も安心です。

●発送もできる
さらに荷物を集荷してもらい、発送することも可能です。
やり方は簡単で、荷物をIoT宅配ボックスに入れて施錠し、アプリで宅配業者に通知するだけ。
宅配業者はあらかじめ共有したパスワードで解錠して荷物を集荷してくれます。

また、製品によっては追跡番号で荷物を識別してくれるため、誤配送を防止できます。
忙しい現代人にとっては、自宅にいないときに荷物を回収してくれるのは非常に便利なのではないでしょうか。

●スマートフォンとも連携できる
IoT宅配ボックスはスマートフォンと連携することが可能です。
たとえば、ポストに荷物が届いたらアプリから通知が来るようになります。
こうした通知があれば、いつどのタイミングで荷物が届いたのかが分かるので安心です。

さらに、スマートフォンから遠隔で解錠することもできます。
アプリを通してカメラで会話できるので、もし不在時に荷物が届いても、遠隔で解錠して荷物を入れて置いてもらうこともできます。

IoT宅配ボックスの費用は、20万円前後となっています。
安いものだと15万円程度、高いものだと30万円程度です。
基本的には設置するのみとなるため、リフォーム費用として考えるとそこまで高額ではないでしょう。

今回は、IoT宅配ボックスについて紹介しました。
IoT宅配ボックスがあれば不在時でも荷物が受け取れるようになり、荷物の集荷も依頼できます。
またスマートフォンから遠隔で解錠できるため、安全面でも安心です。
荷物の受け取りに困っている方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

＞イーカムの最新仕様カタログはこちら