大掃除はいつからやるべき?大掃除を避けた方がいい日も紹介
大掃除はいつ始めればいいの?
年末に慌てて大掃除を始めて、思ったように終わらなかった経験がある方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、大掃除を始めるタイミングについて解説していきます。
●12月13日から開始して12月28日までに終了するのが理想
日本では、古くから12月13日から開始して12月28日までに終了するのが理想だと言われています。
12月13日から始めていたのは「煤払い(すすはらい)の日」とされていて、1年分のたまったホコリを洗って清める日であるからです。
また、12月13日は「はじめの日」とも呼ばれ、雑煮を炊いたり門松に使う木を取りに行ったりなどお正月に必要な準備をする時期でもありました。
こうした事情から、大掃除は12月13日から始めて12月28日までに終わらせられるようにスケジュールを立てておきましょう。
あらかじめスケジュールを立てておけば、12月29日以降はゆっくりと過ごすことができます。
●大掃除のスケジュールの立てる時のポイント
大掃除のスケジュールは、日程と掃除場所を決めます。ポイントは、効率のいい順番で掃除場所を決めることです。
具体的には、以下の順番がおすすめです。
- <効率的に進められる掃除の順番>
- 1.キッチン(ガスコンロ・換気扇・シンク・電子レンジ・冷蔵庫・食器棚)
- 2.浴室(お風呂)
- 3.トイレ
- 4.洗面所・洗濯機
- 5.リビング・寝室・各部屋
- 6.玄関
- 7.ベランダ
水回りは汚れが飛び散ったり、浸け置きに時間がかかったりするので、最初に掃除すると効率的です。
また、不用品を処分する際は、できるだけ早めに行いましょう。
自治体によって家具などのゴミは処分できる日が決まっています。
その日を過ぎてしまうと、ゴミを自宅にため込んだままお正月を迎えることになるからです。
大掃除を避けた方がいい日もある
12月29日・12月31日・1月1日は大掃除を避けた方がいい日なので要注意です。12月29日は9が「苦」を連想させるから、12月31日は一夜飾りになるから、そして1月1日は福を掃除してしまうからとそれぞれ理由があります。スケジュールを立てておくことで、気持ちよく年始を迎えられるので、ぜひ試してみてください。
大切なのは気持ちよく新年を迎えること
ここまで、大掃除ではスケジュールを立てることが大切だとお伝えしました。
とはいえ、日々忙しく、ましてやより忙しい年末にそこまでできないと感じる方もいるかもしれません。
大切なのは大掃除をすることではなく、気持ちよく新年を迎えることです。
完璧を目指して大掃除をする必要はありません。
手が回らない場合は、「水回りだけはしっかり」「いらない家具を処分する」など目標や優先順位を決め、できる範囲で頑張るのもいいでしょう。
それでも厳しい場合は、掃除代行サービスなどを活用するのもおすすめです。
プロに掃除してもらうことで、自分でやるよりもきれいに仕上がります。
余った時間でお出かけしたり、年末年始の他の用事を済ませてしまうのもいいでしょう。
今回は、大掃除のスケジュールについて解説しました。
これから始める方は、ぜひ参考にしてみてください。