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2024.07.04

梅雨の時期はカビに気を付けて!場所別に掃除方法を紹介

カビの掃除方法

梅雨は窓枠などにカビが発生しやすくなる時期です。
カビを放っておくとどんどん広がってしまいます。
繁殖範囲が広がると建物にも影響が出てしまい、場合によっては大規模なリフォームが必要になるケースもあります。

さらには、カビから放出される胞子や有機化合物を吸い込んで、呼吸器系疾患を引き起こす可能性もあるでしょう。
そこで今回は、カビの掃除方法について場所別に解説します。

●窓やサッシ
窓やサッシに発生したカビは、黒カビであるケースが多いです。
黒カビは根を張って繁殖するため、表面だけの拭き取りでは繁殖を止められません。

黒カビを除去するには、以下のような方法で取り除きます。


  • 1. 窓枠に付着している汚れや埃を除去する
  • 2. 消毒用エタノールやカビキラーを吹きかける
  • 3. 乾拭きして拭き取る

●水回り
キッチンには三角コーナーや排水口のごみ受けなどにカビが発生しやすいです。
掃除の際は、塩素系のカビ取り洗剤を吹きかけましょう。
キッチン用の塩素漂白剤でも代用可能です。
洗剤を吹きかけて5分ほど放置し、スポンジでこすり落とします。汚れが落ちにくい場合は、歯ブラシを使うとよいでしょう。

浴室に発生する黒カビは、上記で説明した方法で取り除きます。
ただし、浴室の天井に発生したカビは掃除が難しいです。
防カビ用の煙剤があれば、セットするだけで浴室全体のカビ予防になります。

●畳
畳に発生したカビは、お酢を使って掃除できます。
ただし、お酢には漂白作用があり、原液を使うと変色する可能性があるため、必ず「酢:水=1:9」の割合で薄めて使いましょう。
お酢を雑巾に染み込ませ、カビが発生している箇所を畳の目に沿って拭いていきます。その後、乾拭きすれば完了です。

カビが繁殖する条件は湿度と温度

湿度と温度のイメージ

カビを発生させないようにするには、カビが繁殖する条件を知っておくことが重要です。カビが発生しやすいのは70%以上の湿度と20〜30℃の温度が揃ったときです。湿度が80%を超えると、繁殖しやすくなるといわれています。冬場は寒くて室内を締め切ることが多いですが、湿度が上がる原因になるため、注意しましょう。

梅雨の時期に取り入れたいカビ対策

換気のイメージ 風呂場のイメージ

最後に、梅雨の時期に取り入れたいカビ対策を3つご紹介します。
カビ対策を行うことで、健康的な住まいを長く保つことができるでしょう。

●こまめに換気する
カビが発生しないように、こまめに換気することを心がけましょう。
湿度が70%を超え、さらに温度が20〜30℃になるとカビが発生してしまいます。
湿度が上がりやすい梅雨の時期は、定期的に換気することでカビ対策につながります。

●水回りは水分を残さない
風呂場やキッチンなどの水回りは、水分を残さないように意識することが大切です。
カビは水分がある場所で繁殖するため、水分はこまめに拭き取りましょう。
風呂場の水分をすべて拭き取ることは難しいので、鏡はスクイージーで、浴室の天井や壁は換気で乾かすと効率的です。

●家具は壁にぴったりくっつけない
壁にカビが発生することがありますが、家具と壁の隙間が開いていないと空気が流れず、カビが発生する原因になります。
また、たまった埃がカビの栄養となり、繁殖する原因にもなるでしょう。
家具と壁の隙間を開けるだけでも、カビ予防につながります。

今回は、カビの掃除方法を紹介しました。
カビの発生には湿度と温度が関係しており、条件が揃うと発生する原因となります。
こまめに掃除したり、換気したりすることでカビ予防になるので、梅雨の時期はぜひ心がけてみてください。

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