うさぎと快適に暮らすには?一緒に外で遊ぶ方法も!
うさぎと快適に暮らすための工夫
この記事では、うさぎと快適に暮らすための工夫について紹介します。
ほかにも、外での散歩をするための工夫についてもふれていますので、ぜひ最後までお読みください。
●掃除しやすい空間にする
うさぎと快適に暮らすためには、掃除しやすい空間作りが重要です。
うさぎは体臭がほとんどなく、通常時のフンも強い臭いがしませんが、トイレの習慣化には個体差があります。
床材は汚れに強く、掃除しやすい素材を選ぶと良いでしょう。
また、うさぎの足裏は毛で覆われているため、滑りにくいマットを敷くことで関節への負担を軽減できます。
春と秋の換毛期にはこまめなブラッシングと掃除が必要で、
凸凹の少ない間取りや段差のないフラットな床は、毛の吹き溜まりを防ぎ、掃除を楽にしてくれます。
●かじり対策をしておく
うさぎは前歯が一生伸び続けるため、家具や柱をかじることがあります。
この行動はうさぎにとって自然なものですが、特に注意が必要なのが家電のコードです。
感電の危険があるため、対策が不可欠です。
まず、かじられたくない物はうさぎの活動範囲から外し、コードにはカバーを付けることをおすすめします。
ただし、プラスチックカバーはうさぎの歯が貫通することがあるため、コンセントは高い位置に設置しておきましょう。
また、柱の角や壁紙をかじるのを防ぐために、サークルで囲んだり、かじり木のおもちゃを与えることも効果的です。
楽しいおもちゃを提供して、かじる行動を他の楽しみで置き換えましょう。
●日当たりと風通しを良くする
うさぎが快適に過ごすためには、適度な日当たりと風通しの良い環境が必要です。
理想的な温度は16〜25℃、湿度は40〜60%とされています。
うさぎは汗をかかず、耳から熱を放散するため、特に暑さに弱いです。熱中症を防ぐためにも、涼しい空間を保つ工夫をしましょう。
全館空調や熱交換型24時間換気システムを導入すると、快適な温度を維持しつつ新鮮な空気を取り込めます。
また、季節を感じさせるために、時折窓を開けて外の空気を取り入れることもおすすめです。
網戸やサークルを使い、うさぎから目を離さないよう注意しながら、自然の光や風を感じさせてあげましょう。
これにより、うさぎの生活にメリハリが生まれ、より活き活きと過ごせるようになります。
うさぎの健康・安全のためにできること
うさぎを安全に飼うためには、外出時には必ずケージに入れる習慣を付けましょう。ケージ内にトイレを設置し、周囲をサークルで囲むことで、必要な運動量を確保できます。また、ケージのスペースは1畳以上確保し、自由に出入りできる環境を整えると理想的です。
さらに、うさぎは自然光を好むため、カーテンは完全に閉めず、レースカーテンを使って明るさを取り入れることが大切です。これにより、うさぎは昼夜のリズムを感じながら安心して過ごせます。暗すぎる環境はストレスの原因になるので、適度な明るさを保ちましょう。
庭やウッドデッキを設置すれば外で遊べる
庭やウッドデッキを設置することで、うさぎと一緒に外で遊ぶことも可能です。
日光浴ができるため、うさぎにとってもよい気分転換になるでしょう。
最後に、うさぎと外で遊ぶための工夫について紹介します。
●うさぎを安全に運ぶためにキャリーを用意
うさぎを外に連れ出す際には、安全なキャリーが必須です。
外出時は、必ずキャリーバッグに入れて移動しましょう。
キャリーにはプラスチック製や金属製のハードタイプと、布製のソフトタイプがあります。
長時間の移動にはハードキャリーが適していますが、庭に連れていく場合は、軽量で持ち運びやすいソフトキャリーが便利です。
特に通気性の良いデザインを選ぶことで、うさぎが快適に過ごせます。
●脱走防止にフェンスは必要
うさぎと一緒に外で遊ぶ際は、脱走に十分注意が必要です。
うさぎは飛び跳ねる能力が高く、柵や塀を簡単に飛び越えたり、すり抜けたり、さらには穴を掘って脱出してしまうこともあります。
そのため、しっかりとしたフェンスを設置することが重要です。
フェンスの高さは最低でも90cm以上にし、下部も埋めるか、地面に固定するなどしておきましょう。
また、遊ぶ際は常に目を離さず、周囲の危険も考慮してください。
●ハーネスとリードを付けてあげると安心
うさぎを庭やウッドデッキで遊ばせる際は、ハーネスとリードが欠かせません。
うさぎ専用のハーネスは体全体を覆うデザインを選ぶことで、脱走を防げます。
また、外出先での安全を考え、キャリーやウェットティッシュ、掃除道具も準備しておくと便利です。
特に、水分補給は重要なので、持参した水を用意してあげましょう。