もしかしたら狙い目?「再開発予定エリア」
将来性に期待したい!
再開発予定エリアとは
「再開発予定エリア」という言葉を聞いたことがありますか?
文字通り、再開発を予定している地域のことで、今ある街並みや施設などをより暮らしやすくするために、時間をかけて再整備されていくエリアです。
街ごとガラリと変わるため、以前は「ちょっと暮らしづらそう…」と感じていた土地もグンと魅力がアップする可能性もあるのです。
実は2020年現在、神奈川県には様々な再開発ラッシュが訪れています。
例えば、瀬谷駅南口は全体的に整備しなおして、商業施設も入る10階建てのマンションを建設予定。
本厚木駅南口には22階建ての「ザ・パークハウス 本厚木タワー」ができ、駅前がより充実。
川崎駅西口には、子育て支援施設も整備され、川崎エリア最大級のオフィスフロアがオープン予定だとか。
再開発は暮らしやすさのアップに直結しています。
何もなかった駅前にショッピングモールができれば、日頃の買い物がグッと便利になり、ゆったりと過ごせるカフェなどが身近にあれば生活の質も上がるでしょう。
人々が集まり、活気あふれる場所であれば、自然とそこに住んでいる人たちの気持ちも明るくなっていくものです。
変わっていく街並みとともに暮らしていくのも、ひとつの楽しみだと言えるかもしれませんね。
再開発前は不動産が安い場合も
再開発が行われると、マンションや商業施設が増えて人口も増加し、周辺の土地価格が一気に上昇します。タワーマンションが立ち並ぶ川崎市・武蔵小杉などは、再開発が大成功した例です。今では土地価格が上昇し、なかなか手が出しづらい価格となっています。
武蔵小杉ほど大成功する場合ばかりではありませんが、大型商業施設ができたり駅が開通したりするこでとで、そのエリアの不動産価格は上昇する傾向にあります。
つまり、再開発が終わってしまってからでは価格が高くなってしまうのです。 不動産探しの範囲に再開発予定エリアが入っていたら、早めに買っておくとお得な買い物ができる可能性があります。
再開発が成功するとは限らない!?
街並みも変わっていくので、選ぶ際は慎重に判断を
より住みやすく、より魅力的になる未来が見える再開発予定エリアですが、残念なことにすべての再開発が大成功するわけではありません。
大型商業施設はできたけれど「なんだかいまいちパッとしない…」、駅は開通したけれど「接続が悪い…」などという未来もあり得るわけです。
再開発以前よりは便利になるでしょうが、あまり大きな期待をしすぎるとガッカリしてしまう場合も。
今が買い時だから、と安易に飛びつくのは厳禁!
再開発予定エリアは確かに狙い目ではあるのですが、将来が予測しづらいというリスクもあります。
不動産選びの候補に入っている場合は、どのような再開発が行われるかを十分に確認して、慎重に判断しましょう。