住まいの台風対策をしよう。接近時にとるべき行動も紹介
住まいの台風対策
台風が最も接近するのは夏から秋にかけての時期です。台風による被害を防ぐには、事前に対策を行っておくことがポイントです。
そこでこの記事では、事前に取り組んでおきたい台風対策について紹介します。
台風が接近した際、どのような行動を取るべきか知っておくことで、当日慌てずに対応できるでしょう。
台風対策を行っていないという方は、ぜひ参考にしてみてください。
●飛散防止のため窓にフィルムを貼る
台風が接近していることがわかった際は、飛散防止のため窓にフィルムを貼りましょう。
台風が上陸すると、強風で窓ガラスが割れてしまう可能性があるからです。
飛散防止フィルムは、ネットショップやホームセンターで手に入れることが可能です。
また、100円ショップでも手に入ることもあります。
●非常用バッグを用意する
台風に備えて、日頃から非常用バッグを用意しておくことも大切です。
普段から準備していないと、注意報が発令されてから準備することとなるでしょう。
しかし、直前に準備しようとしても、防災バッグが品切れになるケースも多いです。
ネットショップによっては1カ月先の発送になることもあり、間に合いません。
こうした事情から、非常用バッグは普段から備えておくことが大切です。
非常用バッグの中身として、以下のようなアイテムを揃えておきましょう。
上記以外にも、家族構成にあわせて必要なものを準備しておくことが大切です。
●断水に備えて水を確保する
断水に備えて、人数分の飲料水も確保しておきましょう。
台風が発生すると、電気や水道、ガスが止まってしまう恐れがあります。
また、湯船に水を張っておけば、生活用水の準備となります。
ハザードマップ・避難経路を確認することが重要
台風が接近した際に備えて、あらかじめハザードマップや避難経路を確認することが重要です。台風に直面した際、落ち着いてハザードマップや避難経路を確認できるとは限りません。あらかじめ避難経路を確認し、シミュレーションしておくことで、安心して対応できるでしょう。まだハザードマップや避難経路を確認していない方は、今一度チェックしておきましょう。
台風接近時に取るべき行動
最後に、台風が接近した際の行動について解説します。
●外出しない
台風が接近したり上陸したりした際は、基本的には外出しないようにしましょう。
大雨や強風の威力ははかり知れません。「少しぐらい大丈夫」と油断したすきに災害に巻き込まれる可能性もあります。
どうしても外出しなければいけない場合は、ハザードマップを確認し、河川の増水や土砂崩れなどの危険性がないことをチェックしましょう。
●防災気象情報をこまめに確認する
自宅にいるときも、防災気象情報をこまめに確認することが重要です。
気象庁のホームページやキキクル(気象庁)、NHK防災アプリなら手軽に情報を収集できます。
●できるだけ2階以上の部屋で過ごす
可能であれば、2階以上の部屋で過ごすようにしましょう。
台風の被害で建物が浸水すると、逃げ遅れる危険性があるからです。
また、斜面や崖に近い場所は、土砂崩れに巻き込まれる可能性があります。
その場合は、できるだけ離れた場所で過ごすようにしましょう。
この記事では、住まいの台風対策について解説しました。
台風対策を行っておくことで、被災のリスクを減らすことができます。
特に非常用バッグの準備は、直前では難しいことがあるため、事前の準備が必要です。
まだ準備ができていないという方は、ぜひこの記事で紹介したポイントを参考にしてみてください。