LIFE PICK UP住宅購⼊コラム
2021.04.27

住宅ローンのボーナス払いは使う?使わない?

ボーナス払いって実際どうなの?

住宅ローンの支払い方法として、毎月定額を支払うほかに、年に2回一定額を上乗せして支払う「ボーナス払い」という制度があります。
住宅ローンは長期間にわたって返済していかなければいけませんが、できることならなるべく早く返しきってしまいたいものですよね。
そのためにはボーナス払いを取り入れた方が良いのかも…と思うものの、ボーナス支給額は毎年変わる可能性もあるので、取り入れることに不安を感じるかたもいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、あらためて「ボーナス払い」の特徴を整理しました。

●ボーナス払いの割合は上限40〜50%
住宅ローン借入額のうち、どのくらいの割合をボーナス払いにできるかは金融機関によって異なりますが、上限はおおむね40%~50%。
しかし、制度上で可能だとは言え、返済額の50%をボーナス払いにするというのは、なかなか勇気が必要な割合です。
ホームページなどで事前に返済額のシミュレーションができるので、試してから判断した方が良いでしょう。

●ボーナス払いは途中で変更可能
こちらも金融機関によって多少異なるものの、ほとんどの場合、ボーナス払いの金額割合を変更したり、途中でやめることもできます。
家計を見ながら調整できるのは助かりますね。
ただし、金融機関によっては変更の際に手数料や印紙代などがかかる場合がありますので、事前に確認が必要です。

●ボーナス払いのメリット
一番のメリットは、なんと言っても毎月の支払額を少なくできること。
出費が減ることで家計に余裕が出ますね。また、早めに返済ができることもメリットのひとつ。
長期返済になればなるほど、利息分の支払いが多くなるため、支払い期間が短くすればするほど100万円単位で支払う理想額を減らせる場合もあります。

●ボーナス払いのデメリット
会社の業績や景気の変動などにより、ボーナスの金額は上下する場合があります。
ガクンと減ってしまった場合、ボーナス払いが大きな負担となってのしかかってしまうでしょう
。また、同じ返済年数でボーナス払いを取り入れた場合とそうでない場合を比較すると、ボーナス払いがある方が支払う利息額が多くなってしまいます。
利息額も事前に確認が必要ですね。

このように、ボーナス払いにはメリットもデメリットもあります。
返済期間や利息額などでも条件は変わってくるため、様々なパターンを想定し、入念にシミュレーションを行うようにしましょう。

もしものための貯蓄も忘れずに

ボーナスを大きくアテにしてしまうと、ボーナスがなくなってしまった時に大変な打撃を受けてしまいます。
そのため、ボーナス払いは低めに設定するのが必須。
早めの返済がしたいばかりに、住宅ローンの支払いに払えるだけ払って家計がカツカツの状態が続くと、ボーナスがなくなった時や天災などで修復が必要な時などに対応ができなくなります。

20年、30年という長い期間では何が起きるかわかりません。
もしもの時のために貯蓄を行いながら、余裕がでてきたら繰り上げ返済を取り入れるようにしましょう。

支払いが厳しくなったら
無理せずに早めに相談を

住宅ローンを申し込んだ時は余裕がある設定にしていても、いざ返済が始まって数年したら状況が大きく変わって返済が厳しくなってしまった、というのはあり得ることです。
そんな時は無理して払い続けるのではなく、早めに金融機関に相談を。

多くの金融機関では、返済額を調整したり返済期間を延長してくれるなどの対応をしてくれます。
また、ボーナス払いなどの見直しも有効です。
少し我慢すれば状況が好転するから…と、ギリギリまで我慢するのは絶対にNG。支払いが難しくなった時は、余裕を持って対策を行うようにしましょう。

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