冬の乾燥を防ぐには?お部屋の対策を紹介
冬に取り入れたいお部屋の乾燥対策3つ
冬に乾燥しやすくなるのは、気温が下がることで空気中の水蒸気量が減るからです。
さらに、エアコンの暖房によって空気が乾燥することもあります。
そこで今回は、冬に取り入れたいお部屋の乾燥対策を紹介していきます。
●加湿器を設置する
加湿器を設置することで、お部屋の乾燥を軽減できます。
加湿器は大きく分けて4種類存在し、それぞれ以下のような特徴があります。
- ・気化式…ヒーターを使わず水分を含んだフィルターを風に当てて蒸発させる
- ・スチーム式…水を沸騰させて蒸発させる
- ・超音波式…超音波で水を振動させてミストを放出する
- ・ハイブリッド…超音波とヒーターを組み合わせて蒸発させる
加湿器によるやけどが心配なら、ヒーターを使わない気化式がおすすめです。
一方で、雑菌の繁殖を防ぎたい場合はスチーム式がいいでしょう。
●観葉植物を置く
観葉植物は根から水分を吸収し、葉から水分を放出するので乾燥対策に向いています。
観葉植物にはさまざまな種類がありますが、乾燥対策を目的とするなら葉の面積が大きい「モンステラ」や「オーガスタ」がおすすめです。
●窓を水拭きする
窓の水拭きも乾燥対策に効果的です。
水拭きによって残った水分が蒸発することにより、部屋の湿度が上がります。
窓もきれいになるので、一石二鳥の方法です。
加湿器による加湿のしすぎは結露の原因に!
加湿器によって乾燥対策につながることをお伝えしましたが、加湿器を点けっぱなしにしないようにしましょう。加湿しすぎると、結露が発生する原因になります。結露を放置するとカビが生え、それをエサにするダニが繁殖します。さらに進むと家がダメージを受けてしまうので、加湿のしすぎには注意しましょう。
寝るときにおすすめの乾燥対策3つ
冬は寝ている間も喉や肌が乾燥しがちです。最後に、寝る前にできる乾燥対策をお伝えします。
●寝る前に水をコップ1杯飲む
寝る前にコップ1杯の水を飲むことで、乾燥対策になります。
人は寝ている間に汗をかいて水分が失われるため、喉が渇きやすくなります。
あらかじめ水分を取り入れることで、乾燥を防げます。
同じように、朝起きてからもコップ1杯の水を飲むのも効果的です。
●保湿ケアをする
寝る前に保湿ケアをすることも大切です。顔の保湿はしていても、身体の保湿はしていない方もいるかもしれません。
冬は手足も乾燥しやすいので、身体のケアもするようにしてみてください。
保湿ケアの基本は、乳液や保湿クリームを使うことです。
なかでも尿素が含まれている保湿クリームがおすすめです。
尿素は水分を保持し、硬くなった角質を柔らかくする働きがあります。
●マスクをする
寝ている間に口呼吸をしている方は、マスクをして寝てみましょう。
マスクをすることで息がマスク内にこもり、口の周りが保湿されます。
そのため、喉のイガイガや鼻の乾燥が軽減されます。
普段使用しているマスクでも問題ありませんが、睡眠用のマスクがおすすめです。
天然素材の綿やシルクを使用していて、吸水性があるため適度な湿度を保てます。
今回は、冬に取り入れたい乾燥対策を紹介しました。
冬は乾燥しやすい季節なので、意識的に対策を取り入れることが大切です。
ぜひこの記事で紹介した方法を参考にしてみてください。