夏になると冷蔵庫が冷えない?原因と対策を紹介
夏に冷蔵庫が冷えない3つの原因
こんな経験がある方もいるのではないでしょうか?
熱い日々が続くと、キンキンに冷えた冷たい飲み物が飲みたくなります。
そんなときに冷えていないと、がっかりしてしまいますよね。
そこで今回は、夏に冷蔵庫が冷えない3つの原因を紹介します。
●温度設定が誤っている
温度設定が誤っていると、冷蔵庫が冷えません。
冷蔵庫には温度設定があり、一般的には「弱」「中」「強」のように段階が分かれています。
夏場は外気温が高いため、「弱」に設定していると庫内を十分に冷やせません。
ほかにも、節電モードを使用していて冷蔵庫が冷えなくなっているケースもあります。
●冷気が循環していない
冷蔵庫が冷えない原因として、冷気が循環していないことも挙げられます。
この現象は、冷蔵庫の中に食品をたくさん詰め込んでいる場合に発生します。
冷蔵庫の中身が多くなくても、食品の配置に問題があって送風口をふさいでいるケースもあるでしょう。
この場合も、冷気が循環しないので庫内が冷えません。
●庫内の温度が上昇している
庫内の温度が上昇していることも、冷蔵庫が冷えない原因のひとつです。
冷蔵庫を頻繁に開け閉めしたり、長時間冷蔵庫を開けたりしていると庫内が温まってしまいます。
また、食品が温かいまま冷蔵庫に入れてしまうと、庫内の温度が上がって冷蔵庫が冷えにくくなってしまいます。
冷蔵庫の放熱板とは?
冷蔵庫の放熱板とは、冷蔵庫の後部にある黒い板状のもののことです。放熱板は名前の通り冷蔵庫の熱を逃がすために必要なもので、放熱板と家の壁との距離が近いと十分な放熱ができません。その結果、冷蔵庫内が充分に冷えなくなる原因となります。冷蔵庫が冷えやすくなるようにするためにも、冷蔵庫の背面と壁の間にスペースを作るようにしましょう。
冷蔵庫が冷えないときの対策
最後に、冷蔵庫が冷えないときの対策を紹介します。
●温度設定を変更する
はじめに、冷蔵庫の温度設定を確認して最適な温度に変更しましょう。
夏場は外気温が高いため、「弱」にしていると冷えにくくなります。
「中」または「強」に調整することで、冷蔵庫が冷えやすくなります。
もし「節電モード」になっている場合は、節電モードを解除しましょう。
●冷蔵庫の庫内にある食品を減らす
冷蔵庫内に食品がパンパンに詰まっている場合は、庫内にある食品を減らしてみましょう。
庫内に余裕を持たせることで、冷気が循環しやすくなります。
食品を詰め込む目安は、7割程度です。
また、食品を配置する際も食品と食品の間に隙間を作り、送風口をふさがないように意識しましょう。
●冷蔵庫の扉が閉まっているか確認する
冷蔵庫の扉が閉まっているか再度確認することも重要です。
扉が空いていると外の温かい空気が冷蔵庫内に入り込んでしまい、庫内の温度が上昇してしまいます。
また、頻繁に開け閉めしている場合は、開ける頻度を減らしましょう。
不用意に開けるのではなく、一度開けたらまとめて食品を取り出すなどの心がけが必要です。
今回は、冷蔵庫が冷えない原因と対策について紹介しました。
冷蔵庫の使い方によって、冷蔵庫が冷えにくくなることがあります。
冷蔵庫が冷えにくいと消費電力が大きくなり、電気代がかさむ原因になることもあります。
この機会に、冷蔵庫の使い方を見直してみるといいでしょう。