LIFE PICK UP住宅購⼊コラム
2020.09.01

夏にも強い高気密・高断熱住宅

高気密・高断熱住宅って
どんな特徴があるの?

最近、高気密・高断熱住宅という言葉を聞くことが多くなりましたが、具体的にどのようなものかはご存知でしょうか。
熱は、壁や窓などを通して家の中と外を行き来するものです。
断熱性が低いと家と外の熱がひんぱんに行き交うため、夏は暑く、冬は寒くなってしまいます。
そこで断熱性を高めることで室外の温度の影響を受けにくくし、さらに気密性を高めることで室内の空気を逃しにくくすることで、より室内の温度を一定に保ちやすくなります。

高気密・高断熱の住宅の大きな特徴のひとつが、冷房で室内を冷やした場合は冷気が逃げにくく、暖房で暖めた場合は暖気が逃げにくいという点。
そのため、快適に暮らせるのはもちろんのこと、エアコンの効きがよくなるためかなりの省エネにもつながります。
また、高気密・高断熱の住宅ならば、室内の温度が一定に保ちやすくなるので、急激な温度変化が起こりにくく、部屋ごとの温度差も少なくなります。その結果、家庭内の温度差で血圧の急上昇や急降下を引き起こすヒートショック現象の防止にも効果的です。
さらに、近年注意したいのが「熱中症」。
熱中症というと、炎天下の屋外で起こるイメージが強いですが、室内での熱中症による死亡率も増加しています。
特に、体温調節がうまく行えない高齢者にとって熱中症は大変危険。
高気密・高断熱住宅ならば室内の温度上昇を緩和することができるため、熱中症予防にも効果を発揮すると考えられます。

しかし、高気密・高断熱住宅と一言で行っても、すべての住宅が同じ性能を持っているわけではありません。
使用している断熱材や使用箇所により、性能に差が出てくるのも事実。
新築で高気密・高断熱住宅と謳っている場合でも、どのような性能があるのか事前に確認していた方が良いでしょう。

イーカムの新築住宅は「一次エネルギー消費等級5」および「トップランナー基準」を満たしており、

□壁・天井などの断熱材として「高性能グラスウール」を使用
□サッシのガラスには、「Low-E 複層ガラス」(Low-E ペアガラス)を使用□玄関のドアも断熱性能を高めたものに
□床下収納(点検口)のふたにも断熱材内蔵

と大手ビルダーに要求されるより厳しい省エネ基準である 「トップランナー基準」を満たしています。
高気密・高断熱住宅のことを詳しく知りたい際は、ぜひイーカムにご相談ください。

高断熱を実現する窓ガラスとは

住まいの暑さ・寒さ対策を考える時、窓ガラスはとても重要です。
大きな窓は開放感があってインテリアとしてとても素敵ですが、日差しや冷気が素通りしてしまうと、室内の温度は外気に大きく左右されてしまい高断熱住宅ではなくなってしまいます。

そこで大切なのがガラスの断熱性なのですが、注目されているのが「Low-E複層ガラス」。
2枚のガラスの間に「Low-E(低放射)金属膜」をコーティングしたガラスのことで、魔法瓶とよく似た構造をしています。
外の温かい空気や冷気を金属膜でシャットアウトして室内まで伝えないことで、室内の温度を守り、また結露もしづらくなっています。

見た目は一見普通のガラスに見えても、機能性は抜群。
隅々にまでしっかり気を配ることで、高気密・高断熱住宅は出来上がっているのです。

高気密住宅だからこそできる
快適な24時間換気

2003年月7月以降、建築基準法で「全ての居室で24時間喚起可能であること」が義務付けられています。
でも、24時間換気していると高気密ではなくなるのでは?という疑問が生まれますよね。

実は気密性が高くないと計画的に換気できないのです。
隙間風が入るような家は、換気は容易かもしれませんが、室内の快適な温度もすべて外気と入れ替わってしまいます。
気密性の高い家ならば、想定外の空気の出入りを限りなくゼロに近づけ、換気経路を明確にすることで快適さと省エネを実現します。

換気システムには第1種、第2種、第3種とありますがイーカムでは室内の空気を換気機器を使って吹き出し、その気圧差で自然に吸気する第三種換気というシステムを採用。
台所・トイレ・浴室などの換気扇(ファン)を動かすと、それらが排気装置となり、各部屋の「吸気口」から室内に外気が入って換気するシステムです。

換気システムの関しての疑問やご質問がある際は、お気軽にイーカムまでお問い合わせください。

>イーカムの最新仕様カタログはこちら

 

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