新築戸建ての暖房器具は何がいい?
新築戸建てに最適なのはエアコン
新築戸建てに住んでいる方や引っ越しを検討している方の中には、「結局どの暖房器具がいいの?」と疑問に感じている方もいるでしょう。
今回は、そんな方に向けて新築戸建てにおすすめの暖房器具についてご紹介します。
新築戸建てにおすすめの暖房器具はエアコンです。
その理由は3つあります。
●初期費用が安い
エアコンはその他の暖房器具に比べて初期費用が安いです。
例えばエアコンはおよそ10〜15万円で導入できるのに対し、電気式床暖房は設置に50万円前後かかります。
もちろん、エアコンは電気ストーブやガスストーブなどといった暖房器具と比べると本体価格は高いです。
しかし、火を使わないため安全である点やスイッチを入れるだけで暖められるといったメリットを考慮すると、
コストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
●すぐに温まる
エアコンには速暖性があり、部屋をすぐに暖められるといった特徴があります。
エアコンの暖房の場合、運転後およそ30分間程度で部屋が暖まります。
一方で、電気式床暖房の場合はスイッチを入れてから快適な温度になるまでに2時間ほどかかるのです。
こうした特徴から、エアコンならすぐに部屋が暖かくなると言えます。
●冷房や除湿にも役立つ
エアコンはその他の暖房器具とは異なり、一年中活用できるといったメリットもあります。
夏の暑い季節には冷房として利用できますし、蒸し暑い日には除湿に使うこともできます。
ストーブやヒーターのような暖房器具はオフシーズンには収納が必要になるため、その分のスペースを確保しなくてはなりません。
ヒートポンプとは?
エアコンには省エネであるといったメリットもあります。その理由は、エアコンに用いられている「ヒートポンプ」という技術が関係しています。
ヒートポンプとは、空気中から熱を集めて熱エネルギーとして利用する技術のことです。暖房として使う際には室外の熱を集めて室内に移動させます。
電気だけを使用するのではなく、空気中の熱を利用することで電気の使用を押さえられるため、省エネに繋がるのです。ちなみに、最近ではエアコンのみならず、給湯器や冷蔵庫にもヒートポンプが利用されています。
乾燥が気になるなら加湿機付きのエアコンを
「エアコンの暖房を利用すると部屋が乾燥してしまう」とお悩みの方もいるかもしれません。
部屋の空気が乾燥してしまうと肌やのど、目が乾燥しやすくなってしまいます。
するとウイルスへの防御が弱くなり、風邪を引きやすくなることもあるでしょう。
そんな方には、加湿機付きのエアコンをおすすめします。
加湿機付きのエアコンを利用すれば、暖房を使用する際にも加湿器と同じ要領で部屋を加湿させることが可能です。
すると肌の乾燥を防ぐことができ、快適に過ごせるようになります。
また風邪などのウイルスは湿気に弱いため、風邪を引きにくなると考えられるでしょう。
さらに、部屋を加湿することで体感温度も上昇すると言われています。
そのため、通常よりも部屋が暖かく感じるでしょう。
乾燥が気になる方は、ぜひ加湿機付きのエアコンをご検討ください。