結露を防ぐにはどうしたらいい?対策法を紹介
結露が発生するのはなぜ?お家でできる4つの結露対策
冬に結露が発生するのは、室内外の気温差が原因です。
室内の温かい空気に含まれる水蒸気が、室外の空気によって冷やされることで発生します。
そこで今回は、お家でできる結露対策を紹介していきます。
●換気する
この時期は寒くて窓を開けないご家庭もあると思いますが、結露を防ぐにはこまめに換気することが大切です。
換気によって部屋の湿度を下げられるため、結露を防止できます。
冬は乾燥が気になる季節なので、加湿器を点ける方もいるでしょう。
加湿器を点けっぱなしにすると室内の湿度が高くなるため、要注意です。
●空気を循環させる
空気を循環させることで、部屋の温度ムラがなくなります。
この時期は暖房器具を使用して部屋を温めますが、温かい空気は上にたまりやすく、冷気は足元にたまりやすいです。
そこでサーキュレーターを使って部屋の空気をかき回すと、温度を均一にできます。
その結果、窓際の外気との温度差が小さくなり、結露が発生しにくくなります。
●設定温度を20℃前後にする
暖房の設定温度は、20℃前後がおすすめです。
室温を上げすぎると外気との気温差が大きくなるため、結露が発生する原因となります。
●結露防止グッズを使用する
結露防止グッズを活用するのも一つの方法です。
以下のようなアイテムを取り入れることで、窓ガラスに発生する結露を抑えられます。
- ・結露防止シート
- ・結露防止スプレー
- ・結露吸水テープ
凹凸のない窓ガラスには、結露防止シートがおすすめです。
結露防止シートを張れば断熱性を高められるため、外気との気温差が小さくなります。
結露防止シートを張りにくい凹凸のある窓ガラスには、結露防止スプレーを活用してみましょう。
スプレーによって膜ができるため、水分を弾いて窓ガラスの結露を軽減できます。
また、窓の下部に結露吸水テープを張ることで、結露が窓枠や床に垂れるのを防止できます。
結露の原因は部屋のさまざまな場所で
結露は室内と外気の気温差が原因となることをお伝えしましたが、室内の湿度も関係しています。実は、湿度が高くなる原因は部屋のさまざまな場所で発生しているのです。
たとえば、室内で洗濯物を干していたり、鍋などの料理をしていたりすると湿度が高くなります。ほかにも、植物や人の呼吸でも湿度が高くなることもあります。すべての原因を断ち切ることは難しいため、対策をすることが重要です。
結露を放置するとどうなる?
結露を放置していると、壁や床にカビが生えてしまいます。
さらにカビが発生すると、それがダニのエサとなって繁殖してしまいます。
さらに進むと、サッシがさびてしまい、家が劣化する原因になるでしょう。
長く住むためにも、冬の季節は結露防止対策を行いましょう。
今回は、窓ガラスの結露を防止する方法について紹介しました。
冬でも室内を換気をすることで、結露を発生する原因を解消できます。
ぜひこの記事で紹介した対処法を参考にしてみてください。