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ランニングコストのイメージ
2024.03.14

【家づくりの工夫】ランニングコストがかからない住宅とは?

建てる前に知りたい!住宅のランニングコスト

新築一戸建てを建てる際、建築にどれくらいの費用がかかるのか調べる方は多いでしょう。
その一方で、建築後に発生し続けるランニングコストについて詳しく調べる方はそれほど多くないのではないでしょうか。

ランニングコストについて視野に入れていないと、家計を圧迫してしまい、赤字になる恐れもあります。
そこで今回は、新築一戸建てにかかるランニングコストについて解説していきます。

新築一戸建てにかかるランニングコストは主に「修繕・メンテナンス費用」と「水道光熱費」の2つです。

●修繕・メンテナンス費用
住宅のメンテナンス費用は、1年あたり10万~50万円程度かかるとされています。
これだけ幅があるのは、住宅の状態やメンテナンスの内容によって左右されるからです。

たとえば、築10年の家と築20年の家では、メンテナンス費用に以下のような違いがあります。


  • 【築10年のメンテナンス費用の例】
  • ・外壁塗装…80万〜120万円
  • ・屋根の部品交換…5万〜20万円
  • ・クロスの張り替え…10万〜40万円
  • ・設備…10万〜100万円

  • 【築20年のメンテナンス費用の例】
  • ・外壁塗装…80万〜200万円
  • ・屋根の塗装・交換…20万〜50万円
  • ・フローリングの張り替え…10万〜50万円
  • ・設備…30万〜200万円

このように、築年数が古くなるほどメンテナンス費用がかかる傾向です。

●水道光熱費
もう一つのランニングコストが、水道光熱費です。
通常、水道光熱費には水道代・電気代・ガス代が含まれますが、オール電化住宅の場合は水道代・電気代のみとなります。

水道光熱費が高くなる原因は、主に以下のとおりです。


  • ・電気代・ガス代の高騰を受けている
  • ・家族の人数が増えた
  • ・電気の消費量が多い家電を頻繁に利用している

電気代の高騰の影響を受けたり、家族の人数が増えたりする場合に水道光熱費が高くなることがあります。

また、家庭によっては電気の消費量が多い家電を頻繁に利用していることから電気代が高くなっていることもあるでしょう。
ランニングコストを抑えるには、水・電気・ガスの使い方を見直すことも大切です。

断熱リフォームも効果的

断熱リフォームのイメージ

マイホームを建てた後に光熱費を抑える工夫として、断熱リフォームも効果的です。壁や屋根などに断熱材を施工することにより、熱の移動が制限されるため室内に熱が侵入するのを抑えられます。冷房の効きがよくなったり、暖房効率がよくなったりするため、光熱費を抑えられるでしょう。

光熱費を抑えるための工夫

太陽光発電のイメージ マイホームのイメージ

ランニングコストがかからない住宅にするには、建設時に光熱費を抑える工夫があるとよいでしょう。
最後に、効果的な3つの方法をご紹介します。

●太陽光発電と蓄電池を導入する
太陽光発電によって得られた電気を自家消費すれば、電気代の節約になります。
電気代を0円にすることは難しいですが、年間を通して見れば大きな節約になるでしょう。

また、蓄電池があれば使い切れずに残った電気を貯められます。
余った電気を電力会社に販売すれば、生活費に回せるでしょう。

●保温性の高い浴槽にする
保温性の高い浴槽にすることで、電気代とガス代を抑えられます。
浴槽のお湯が冷めると追い炊きをして温め直すご家庭も多いかと思いますが、その都度電気代やガス代が発生します。
そこで保温性の高い浴槽にすることで、お湯が冷めにくくなるので光熱費を抑えることが可能です。

●遮熱シートを屋根に施工する
遮熱シートを屋根に施工することで、室内の温度上昇が抑制され、暑い日も快適に過ごせます。
また、体感温度が下がるため、冷房の温度を下げ過ぎることもなくなるでしょう。

今回は、住宅にかかるランニングコストや光熱費を抑えるための工夫について解説しました。
ランニングコストについてあらかじめ知っておくことで、家計管理に役立つでしょう。
これからマイホームを建てる方は、ぜひこの記事でご紹介したポイントを参考にしてみてください。

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