新築の収納はスペースどうする?場所別にアイデアを紹介
新築で取り入れたい収納アイデア
とはいえ、何をポイントに収納設計すれば良いのかわからない方もいるかもしれません。
そこで今回は、新築で取り入れたい収納アイデアや、おすすめの収納方法について紹介します。
●玄関にはコート・カバンなどを収納
玄関にシュークロークを設置することは多いですが、クローゼットも設置してコート・カバンなどを収納するのも便利です。
玄関からコートやカバンを取り出せるため、朝の支度も素早くなります。
来客用の導線と家族用の導線を分けることで、出入りのタイミングが重なっても、玄関が混雑しにくくなるでしょう。
●キッチンにはパントリーを設置
家族の人数が多い家庭や料理が好きな方には、キッチンにパントリーを設置することをおすすめします。
パントリーとは食材の収納スペースのことで、調味料を並べたり、乾物や米などを収納したりします。
さらに玄関からキッチンへ続く導線上にパントリーを設ければ、買い物から帰宅した後の食材整理が楽になるでしょう。
●リビングの畳スペースに床下収納
リビングに小上がりの畳スペースを設ける場合は、そこに床下収納を設置するのも有効なアイデアです。
床下収納に子どものおもちゃを収納すれば、散らかりやすいリビングもスッキリするでしょう。
ほかにも、オフシーズンの布団や毛布を収納するなど、使い方はさまざまです。
収納は壁面積も大切
収納スペースを作る際にポイントとなるのは、壁面積です。というのも、収納スペースに奥行きがあっても、奥すぎると取りにくくなるからです。便利な収納スペースにするには、「収納したアイテムが簡単に取り出せるかどうか」という視点も持つようにしましょう。
おすすめの収納方法
最後に、おすすめの収納方法を紹介していきます。
収納方法を知ることで、利便性の向上はもちろん、インテリアにも役立つでしょう。
●壁面収納
壁面収納とは、壁一面を収納スペースにする方法のことです。
柱や梁などの出っ張りを活用して奥行きを確保することにより、収納スペースを意識させない空間作りが可能です。
リビングにオーディオラックやテレビ台を設置すれば、自宅にいる時間も充実するでしょう。
●つり棚収納
つり棚収納とは、天井や壁の上部に直接棚を取り付ける収納方法です。
つり棚を用いることによって、本来収納スペースではないところにも収納場所を確保できます。
また、あらかじめつり棚を設置したい場所にビスを取り付けておけば、板を用意するだけでつり棚収納ができます。
●階段下収納
階段下収納とは、階段下にあるデッドスペースを活用する収納方法です。
階段の幅分の奥行きがあるため、充分な収納スペースを確保できます。
カラーボックスを入れて収納したり、突っ張り棒を活用して衣類を収納したりと、工夫次第でさまざまなアイテムを収納できます。
●ロフト収納
ロフトがある場合は、収納スペースとして活用するのも一つの方法です。
ロフトはある程度スペースがあるため、収納に適しているでしょう。
ただし、ロフトから物を取り出す際は階段やはしごの昇り降りが必要です。
頻繁に使うものを収納すると持ち出しに苦労するため、使用頻度を考慮しながら収納するものを決めておきましょう。
今回は、新築で取り入れたい収納アイデアや、おすすめの収納方法について紹介しました。
新築注文住宅の建設を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。